客車 | 国鉄のりば

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福岡市貝塚公園の20系客車「ナハネフ22-1007」

戦後の国鉄車両史に燦然と輝く名車といえば、ボンネットの「こだま形」151系、そして元祖ブルートレイン「あさかぜ形」20系客車がなんといっても双璧であろう。 ともに、日本が戦後の焼け跡から立ち直ろうとする昭和33(1958)年に誕生し、東海道本線の特急黄金時代を築き上げた。今はなき東京駅の14・15番ホームに151系特急...

最後の急行、最後の蒼い客車。「はまなす」乗車記(下)

3月26日の北海道新幹線開通に伴ない、海峡線を通る在来線優等列車が全廃される。昭和63年以来、四半世紀にわたって青森と札幌を結びつづけた最後の定期客車急行「はまなす」もいよいよ終焉を迎える。去年の10月、最初で最後の乗車機会に恵まれた。第2回は、函館から青函トンネルを抜けて終着青森へと向かう。 前回の記事はこちら 函館...

最後の急行、最後の蒼い客車。「はまなす」乗車記(上)

3月26日の北海道新幹線開通に伴ない、海峡線を通る在来線優等列車が全廃される。昭和63年以来、四半世紀以上にわたって青森と札幌を結びつづけた最後の定期客車急行「はまなす」もいよいよ終焉を迎える。去年の10月、最初で最後の乗車機会に恵まれた。 札幌駅4番線、21時。 10月28日夕方、小樽駅のみどりの窓口にて青森往復きっ...

尾久公開にて、24系「北斗星」「エルム」最後の並びか。

前回に引き続き、11月14日の尾久車両センター「第15回 みんな集まれ!ふれあい鉄道フェスティバル」で展示された車両を紹介したい。 DD51−842が「北斗星」「エルム」のヘッドマークを掲出して展示される傍らで、まだ尾久車両センターに残っている24系客車にも、同じく「北斗星」「エルム」のテールマークが掲出されて展示され...

上野駅地平ホーム、EF81牽引客レ、カンなし。

去年まで上野駅で当たり前に見られたけれど、もう見られなくなってしまった鉄道の風景。それはブルートレイン「北斗星」や「あけぼの」だけではない。EF81が客車を牽引して白昼堂々と東北本線を往復するJR東日本の乗務員ハンドル訓練、通称「黒磯訓練」もそうだ。 (さらに…)

最後のブルートレイン、北斗星乗車記(4)完結編 そして札幌へ

北海道新幹線の開業準備に伴い、2015年8月で運転を終えた寝台特急北斗星。運転終了に伴い、1958年の20系「あさかぜ」以降57年に渡って運転されてきた「ブルートレイン」の歴史に幕が降りた。8月9日から10日にかけて、最初で最後の、北斗星に乗車する機会に恵まれた。最後のブルートレインの風景を点描したいと思う。第4回は、...

さいごの北斗星、尾久車両センターへ。

ついに、8月23日の上野着を以って、北斗星の、そして「星の寝台特急」ブルートレインの半世紀以上にわたる歴史に完全な幕が降りた。最終日の上り北斗星がついに尾久車両センターまで回送され、仕業を完全に終了した。回送のもようと、最終編成の組成を紹介する。 (さらに…)

北からのブルートレイン最終便。さよなら北斗星

ついに、8月23日の上野着を持って、北斗星の、そして「星の寝台特急」ブルートレインの半世紀以上に渡る歴史に完全な幕が降りた。最終日の上り北斗星、そして尾久車両センターまでの回送を追った。 どこで北斗星を見送るか、それが問題だ さて、北斗星最終日を迎えるに当たって、どこで北斗星を見送るか―。上野駅の大パニックは御免だし、...