DD51 | 国鉄のりば

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国鉄色DD51-1805、最後の里帰り。

JR貨物に2両のみ残っていた原色DD51のうちの1機、DD51-1805号機が2016年12月を以ってついに運用を離脱した。その2カ月前、わざわざ愛知機関区から東京まで回送され、JR貨物の隅田川駅貨物フェスティバル2016で公開されたのが最後の里帰りとなった。 DD51の末っ子 DD51-1805は昭和53(1978)...

最後の急行、最後の蒼い客車。「はまなす」乗車記(下)

3月26日の北海道新幹線開通に伴ない、海峡線を通る在来線優等列車が全廃される。昭和63年以来、四半世紀にわたって青森と札幌を結びつづけた最後の定期客車急行「はまなす」もいよいよ終焉を迎える。去年の10月、最初で最後の乗車機会に恵まれた。第2回は、函館から青函トンネルを抜けて終着青森へと向かう。 前回の記事はこちら 函館...

最後の急行、最後の蒼い客車。「はまなす」乗車記(上)

3月26日の北海道新幹線開通に伴ない、海峡線を通る在来線優等列車が全廃される。昭和63年以来、四半世紀以上にわたって青森と札幌を結びつづけた最後の定期客車急行「はまなす」もいよいよ終焉を迎える。去年の10月、最初で最後の乗車機会に恵まれた。 札幌駅4番線、21時。 10月28日夕方、小樽駅のみどりの窓口にて青森往復きっ...

尾久車両センターで展示された国鉄色DD51の「北斗星」「エルム」

前回に引き続き、11月14日の尾久車両センター「第15回 みんな集まれ!ふれあい鉄道フェスティバル」で展示された機関車を紹介したい。 高崎車両センター(旧・高崎第一機関区)からは、お召し仕様のDD51-842が回送され、1エンド側に「エルム」のヘッドマークを、2エンド側に「北斗星」のヘッドマークを掲出して展示されていた...

最後のブルートレイン、北斗星乗車記(4)完結編 そして札幌へ

北海道新幹線の開業準備に伴い、2015年8月で運転を終えた寝台特急北斗星。運転終了に伴い、1958年の20系「あさかぜ」以降57年に渡って運転されてきた「ブルートレイン」の歴史に幕が降りた。8月9日から10日にかけて、最初で最後の、北斗星に乗車する機会に恵まれた。最後のブルートレインの風景を点描したいと思う。第4回は、...

在りし日の、八高線DD51重連貨物

前回は高崎駅のDD51を紹介したが、すると思い出すのは、八高線もかつてはディーゼル機関車牽引の貨物が当たり前のように走っていたこと。今日は、八高線のDD51とセメント貨物を紹介したい。 写真は1991年ごろ。細かい撮影日時は不詳。さすがに20年以上前の写真のスキャンなので、退色はもとからです。 八王子ー小宮間の浅川踏切...

DD51重連が牽く旧型客車

先週末は「宇都宮線開業130周年記念号」なる列車が運転され、東北本線は大賑わいだった。 DD51が牽く旧型客車といえば・・・信越本線では、ほぼ毎月蒸機とのプッシュプル形式で運転されているわけだが、上越線でDD51の重連、それも御召し仕様が旧型客車を牽くにも関わらず、あまり人気がないために設定がなくなってしまった列車があ...