古レール | 国鉄のりば

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1992年・夏、美濃太田駅。太多線のキハ58-733(海ミオ)

今から23年前、1992年・夏。北陸旅行の帰り。美濃太田駅にて、太多線のキハ58ー733。 カメラ不明。フィルムから、EPSONのスキャナー・GT-X970で取り込んだもの。 2000年ごろまで国鉄色をまとったまま活躍していたようだ。そう考えると、2000年ごろまではJR東海にも国鉄型車両がゴロゴロしていたんだなあ、と...

京浜東北線の古レール上屋(東十条〜田端)

今日は、京浜東北線の古レール上屋でもご紹介。先月の「宇都宮線開業130周年記念号」のついでに記録したもの。車両は一切出てきませんよ、念のため。 東十条駅 京浜東北線といえば、なぜか島式2面3線のホームが多い。東十条、蒲田、桜木町。戦前の省電折り返し駅の設計かもしれないが、首都圏では他になかなか見かけないスタイルだ。ホー...

DD51重連が牽く旧型客車

先週末は「宇都宮線開業130周年記念号」なる列車が運転され、東北本線は大賑わいだった。 DD51が牽く旧型客車といえば・・・信越本線では、ほぼ毎月蒸機とのプッシュプル形式で運転されているわけだが、上越線でDD51の重連、それも御召し仕様が旧型客車を牽くにも関わらず、あまり人気がないために設定がなくなってしまった列車があ...

足利駅の巻〜両毛線最後の砦〜

前回は485系T-18編成が主役だったので、今回は足利駅のプラットフォームに残る素晴らしい遺産たちを見ていこう。最初に断っておくと、駅で下車していないので、駅舎の写真はないのであしからず…。 両毛線は、いまだ湘南色の115系が行き交う情緒あふれる路線だが、こと駅舎に関していえば、この十年で近代駅舎の多くが失われてしまっ...

さいごの485系1500番台

先月のニュースになるが、ただ1両最後まで原型を留めていた485系1500番台(新潟T-18編成)のクハ481-1508が新津で保存されることになったという。 通称「電気釜」と呼ばれる「ボンネットでない」485系先頭車がこれまで一両も保存されていないという憂慮すべき事態に気づく人は気づいていたが、とにかく一安心である。 ...

浅草橋駅の巻〜建築家も唸った美しきトラス〜

今日は、総武線浅草橋駅の巻。 浅草橋は、不思議な駅だ。秋葉原からわずか一駅なのだが、下町感が急に強まり、どこか都会のエアポケット的な空気を醸し出している。それは、同じ下町でも、三河島のようなあっけらかんとした空気とも異なるし、もちろん御徒町のような雑踏と喧騒の立ち込める中にある駅とも異なる。 浅草橋駅が開業したのは19...