EF66-27、不死鳥のごとく。
先月末に東海道本線三河三谷駅で故障したEF66-27号機だが、幸い重大な故障ではなかったようで、11月6日のA13運用から復帰しているようだ。
それにしてもこの釜は、不死鳥と呼ぶにふさわしい。
2014年3月に走行中に台車から火花を出して故障したのは記憶に新しい。
その後も運用に入っていたが、7月には休車。長らく吹田機関区に留置され、ついに運命も尽きたかと思われたが、大方の予想をくつがえし、今年6月には全般検査を通過。運用復帰日は、平成27年6月6日。JR貨物も粋な計らいをするものである。
今回は、去年2014年7月12日(土)、新鶴見駅にて。EF66−27が運用離脱前、最後の東京からの旅立ちとなった日である。全般検査に通らなければ、危うくこれが関東での見納めになるところだった。仕業番号はA4、2089レ。
13時ごろ。新鶴見機関区にて昼寝から目覚めたEF66-27。蝉しぐれを破ってブロワー音が響き渡る。
機回しされ、新座から到着した2089レへと向かう。
13時34分、新鶴見信号場発車! 15分ていど延発のようだ。
EF66-27号機よ、いつまでもその美しい姿を見せてくれ!
この記事にコメントする