34143 views国鉄色を追って2015年8月15日最後のブルートレイン、北斗星乗車記(1)上野駅篇北海道新幹線の開業準備に伴い、2015年8月で運転を終える寝台特急北斗星。運転終了に伴い、1958年の20系「あさかぜ」以降57年に渡って運転されてきた「ブルートレイン」の歴史に幕が降りる。8月9日から10日にかけて、最初で最後の、北斗星に乗車する機会に恵まれた。最後のブルートレインの風景を点描したいと思う。 (さらに...0
7028 views国鉄色を追って2015年8月13日今日の一枚 黄昏時のEF65-1115暑い日が続きますね。今日は、涼し気な写真でも…。 8月6日新小岩貨物駅。新小岩工臨送込のEF65-1115(田端運転所)です。端正なEF65PFのマスクがたそがれに浮かび上がります。 この日は新鶴見EF65のA67、A68運用にEF65-2119が入っており、18:35に1090レを牽いて新小岩駅に入線してきました。 ...0
11126 views古レールの旋律2015年8月3日京浜東北線の古レール上屋(東十条〜田端)今日は、京浜東北線の古レール上屋でもご紹介。先月の「宇都宮線開業130周年記念号」のついでに記録したもの。車両は一切出てきませんよ、念のため。 東十条駅 京浜東北線といえば、なぜか島式2面3線のホームが多い。東十条、蒲田、桜木町。戦前の省電折り返し駅の設計かもしれないが、首都圏では他になかなか見かけないスタイルだ。ホー...0
10133 views国鉄色を追って2015年7月30日新金線のEF65PF特急色ふたたび昨日、EF65−2121が鹿島貨物に入っているとのことなので、ふたたび新金線に足を運んだ。 幸いなことに、若干雲が多いようだ。新中川放水路橋梁で、逆光になってしまう左岸下流側から捉えるには好都合だ。 まずは、お決まりの陸橋にて新小岩操車場への入線を待つ。 家の近くで国鉄色のPFが見られる幸せ。 機回ししている間に、例の...0
9640 views国鉄色を追って2015年7月26日新金線に鹿島貨物のEF65PF原色を追ういつの間にか、原色(特急色)のJR貨物EF65PFは2両だけになってしまったね・・。 去る7月11日、残るうちの1両、EF65−2119が新鶴見A56運用(鹿島貨物)に入るとのことだったので中川放水路橋梁まで足を運んだ。 いい味の出ている新小岩駅北口駅舎。総武快速の停車駅とは思えないギャップが魅力的だが、北口は再開発中...0
34635 views国鉄色を追って2015年7月23日在りし日の、八高線DD51重連貨物前回は高崎駅のDD51を紹介したが、すると思い出すのは、八高線もかつてはディーゼル機関車牽引の貨物が当たり前のように走っていたこと。今日は、八高線のDD51とセメント貨物を紹介したい。 写真は1991年ごろ。細かい撮影日時は不詳。さすがに20年以上前の写真のスキャンなので、退色はもとからです。 八王子ー小宮間の浅川踏切...0
29548 views国鉄色を追って2015年7月22日DD51重連が牽く旧型客車先週末は「宇都宮線開業130周年記念号」なる列車が運転され、東北本線は大賑わいだった。 DD51が牽く旧型客車といえば・・・信越本線では、ほぼ毎月蒸機とのプッシュプル形式で運転されているわけだが、上越線でDD51の重連、それも御召し仕様が旧型客車を牽くにも関わらず、あまり人気がないために設定がなくなってしまった列車があ...0
28552 views国鉄のある風景2015年7月19日今はなき八王子機関区のこと。わたしが育った八王子は、言わずと知れた交通の要衝であり、八王子駅構内にはかつて「八王子機関区」なるものが存在していた。 中央本線の平坦線から山線への境界にあるため、機関車の付替えを行なうために機関区が設置された、という理由付けは納得できるが、EF64が配置されていたのは80年代のごくわずかな期間だけのようだし、最後いつ...1
11786 views古レールの旋律2015年7月17日足利駅の巻〜両毛線最後の砦〜前回は485系T-18編成が主役だったので、今回は足利駅のプラットフォームに残る素晴らしい遺産たちを見ていこう。最初に断っておくと、駅で下車していないので、駅舎の写真はないのであしからず…。 両毛線は、いまだ湘南色の115系が行き交う情緒あふれる路線だが、こと駅舎に関していえば、この十年で近代駅舎の多くが失われてしまっ...0
21202 views国鉄色を追って2015年7月17日さいごの485系1500番台先月のニュースになるが、ただ1両最後まで原型を留めていた485系1500番台(新潟T-18編成)のクハ481-1508が新津で保存されることになったという。 通称「電気釜」と呼ばれる「ボンネットでない」485系先頭車がこれまで一両も保存されていないという憂慮すべき事態に気づく人は気づいていたが、とにかく一安心である。 ...0