DD51重連が牽く旧型客車

DD51重連が牽く旧型客車

先週末は「宇都宮線開業130周年記念号」なる列車が運転され、東北本線は大賑わいだった。

DD51が牽く旧型客車といえば・・・信越本線では、ほぼ毎月蒸機とのプッシュプル形式で運転されているわけだが、上越線でDD51の重連、それも御召し仕様が旧型客車を牽くにも関わらず、あまり人気がないために設定がなくなってしまった列車がある。

今回は、「DL重連レトロみなかみ」の巻。いつものようにセピア調でお送りします。

高崎駅に到着。この駅に着くとホッとしますね。
高崎駅に到着。この駅に着くとホッとしますね。

2012年10月21日(日)、9時半前に高崎線にて高崎に到着。

変わらない古レール造りの跨線橋に、ヌシである湘南色の115系がひっきりなしに出たり入ったり。ここは、首都圏随一の癒やしスポットだ。

9時40分ごろ、いよいよDD51「DL重連レトロみなかみ」が2番線に入線。

スハフ32-2357を先頭に高崎駅に入線。
スハフ32-2357を先頭に高崎駅に入線。

奥に見える上信電鉄のホーム、そしてスハフ32の先頭にレシーバーを持った係員の方の手が見えていることから推測できると思うが、倉賀野方から推回で入線してくる。そして中線を使って機回しするという、超正統派の入線方法だ。

推回はDD51-895が最後尾。
推回はDD51-895が最後尾。

推進運転してきたので、最後尾のDD51−895は両尾灯が点灯している。

高崎駅に停車中のスハフ32-2357
高崎駅に停車中のスハフ32-2357

やがてDD51は切り離され、中線へ。客車だけがプラットフォームにしんと佇む姿。ちょっと前までこれが当たり前の情景だった。

115系と旧型客車の並びは絵になる。
115系と旧型客車の並びは絵になる。

とても2010年代とは思えない光景。昭和40年代の新潟駅です、と言われても信じてしまいそう。

機回しするDD51−895+DD51−842。
機回しするDD51−895+DD51−842。

中線を通って機回しするDD51−895+DD51−842。カンなし。素晴らしい。

水上方から引き返してくるDD51−895+DD51−842。
水上方から引き返してくるDD51−895+DD51−842。

尾灯が入換機関車標識を示している。

着回しするDD51−895+DD51−842。
着回しするDD51−895+DD51−842。

2番ホームに後進で進入。

緊張の一瞬。
緊張の一瞬。
連結完了。
連結完了。

この一連の儀式が、客車列車が始発駅で行なうべき神聖な儀式ではあるまいか。昨今のプッシュプルなど邪道である。

スハフ32−2357
スハフ32−2357。昭和13年製造、現役最古参の客車である。

サボもきちんと国鉄書体。このそっけなさがいい。ここはあえて手書きでも雰囲気が出るかもしれない。

旧型客車の連結部分
旧型客車の連結部分

ご覧のように、蒸機の牽引でないため車内は空いているが、それがかえってふだん着の客車列車ののんびりとした空気を醸し出している。

古レールの跨線橋と旧型客車
古レールの跨線橋と旧型客車

駅で見送るおばあちゃん。本当にいつの時代でしょうか・・。

本当に、いま思えばこの列車に乗っておくべきだったのだが…。この日は、水上へ入線する列車を収めるために後発の普通列車で水上へ先回り。

本日はご乗車まことに有難う御座います。
恐れ入りますが、お手持ちの乗車券を拝見させていただきます。
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